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理事長懇談会、役員のなり手不足が話題に


 関住協主催の理事長懇談会が9月20日午後開かれ、関住協世話人会代表で財形第3新大阪ハイツ理事長の浅雛克己さんをはじめ9の管理組合の理事長ら10人が出席、関住協世話人3人も加わり、自己紹介を兼ねて管理組合の状況や悩みを出し合うなど交流を深めました。

 この中でとくに話題になったのは活動をどう引き継ぐかということ。
「役員をくじ引きで選んでいるが、“しかたなく”という人が多い。修繕企画委員をズッとやっているが、仕事の8割は理事長の面倒を見ることになっている。毎月1回アドバイザーにきてもらっているが、この会合にはわらをもすがる思いで参加した」
「1年ごとに代わると、絶えず一からのスタートになる。よほどしっかりした資料がないと引き継ぎは難しい。自主管理の管理組合で交流できればだいぶんましになるのではないか」
「立候補制で留任も認めているのでズッと理事長をやっているが、引き継ぎという面で問題がある。後継者をどう作っていくかが課題になっている」

こうした問題点だけでなく、
「例えば“任期は1年だが3年は留年できる”などを規約に明記する必要がある」
「賃貸の人も役員になれるというように規約を変えた」
「区分所有者の配偶者、親、子どももなれるよう毎年規約を細かくしている」
などの工夫も紹介されました。

席上、関住協が8月に実施した「消費税率引き上げに伴う管理費等に関するアンケート」の集計が報告されました。